仕事に集中しているとき、気づけば呼吸が浅くなっていませんか?
ストレスを感じているときや、長時間のパソコン作業中も同じです。
浅い呼吸は首の筋肉を緊張させる原因になります。
本来、呼吸は主に横隔膜が働きます。
けれど呼吸が浅くなると、胸や首の筋肉――特に斜角筋や胸鎖乳突筋が代わりに動くようになります。
この状態が続くと、首の筋肉が常に働きっぱなしになり、コリや重だるさを感じるようになるのです。
首をほぐしてもすぐに戻ってしまう…そんな方は、もしかすると“呼吸の使い方”に原因があるかもしれません。
深く息を吸うときに、胸ではなくお腹がふくらむように意識してみてください。
横隔膜がしっかり動き、首の負担が軽くなっていきます。
忙しい日常の中でも、1分だけ「呼吸を整える時間」をつくる。
それだけでも、首の重さが少しずつ変わっていきます。



