その“スマホ首”、疲れているのは体だけじゃないかもしれません

気づけば、1日どのくらいスマホを見ていますか?
朝のニュースチェック、仕事の連絡、SNS、動画…。
ふとした瞬間に手に取って、いつの間にか何時間も経っている。
そんな人も多いのではないでしょうか。

スマホを見ているときの姿勢は、自然と首が前に出た状態になります。
この“わずか数センチ”の前傾が、首には大きな負担。
実際、頭の重さは約5kg。
それが少し前に傾くだけで、首の筋肉は倍以上の重さを支えているんです。

結果、首の深部の筋肉がこわばり、血流や神経の流れが悪くなっていきます。
頭痛や肩こり、目の奥の疲れまで感じている人は要注意。

スマホをやめるのは難しいですが、見方を変えることはできます。
たとえば、画面を目の高さまで上げるだけでも、首への負担はかなり軽減されます。

あなたの首、今日も小さく悲鳴をあげているかもしれません。
スマホを見る時間、その「姿勢」を少しだけ気にしてみてください。