美術館での首こり

美術館で名画や彫刻をじっくり眺める時間は、とても豊かなひとときです。ですが観賞後に「首が重い」と感じたことはありませんか?

その原因は、無意識の姿勢にあります。大きな作品を見上げるとき、首の後ろ側の筋肉は収縮したまま。長時間続けば疲労が溜まりやすくなります。また、展示物を近づいてのぞき込むと、首が前に突き出た姿勢になり、深い部分の筋肉までこわばってしまいます。

首は多くの筋肉で頭を支えているため、ほんの少しの角度や時間の積み重ねでも大きな負担に。だからこそ、美術館では首のケアも欠かせません。

観賞をより快適に楽しむには、数点ごとに軽く首を回したり、遠くを見て視点を切り替えたりするのがおすすめです。芸術を心から味わうために、首のコンディションも大切にしてみませんか?