30代女性:首の両脇がピキッとなるような首の違和感の改善例

今回ご紹介するのは、首肩のこりと首がピキッとする症状に悩まされていた30代女性のケースです。

ご来店時の症状

この方はデスクワークセンターのお仕事をされており、長時間のパソコン作業が原因ではないかとご自身でも感じていらっしゃいました。
特に気になっていたのは、首の両側がピキッとなるような違和感。 この症状はマッサージを受けてもなかなか改善せず、2〜3年ほどずっと悩まされていたそうです。
さらに、頭と首の付け根に鈍い痛みがあり、それが慢性的な不快感となっていました。

施術の経過と変化

お体の状態をチェックしたところ、特に腕の硬さが目立っていました。
首や肩の症状がある方は、実は腕の筋肉が硬くなっている場合が非常に多く、腕の緊張が首や肩に負荷をかけていることが考えられました。
そこで施術と並行して、腕の改善のためのセルフケアを伝えて、ご自身でも少しずつ状態を改善していただきました。

施術を続けるうちに、ピキッとする違和感や鈍い痛みが徐々に軽減されてきました。
次に気になったのは「頭が前に出て、顎が上がる姿勢」です。

姿勢の影響とさらなる改善

デスクワークの影響で頭が前に出る「ストレートネック」のような姿勢になり、それによって首に負担がかかっていることがわかりました。
この姿勢が原因の一つと考えられたため、首だけでなく姿勢全体の改善にも取り組みました。

ここでもケアを伝えしご自身で姿勢を意識していただくことが重要でした。
特にデスクワーク中の姿勢や椅子の高さ、モニターの位置などを調整してもらうことで、負担の軽減を目指しました。

最終的な状態と今後の課題

施術を続けることで、最終的には首の痛みがかなり軽減され、ピキッとする違和感もほとんど感じなくなりました。
しかし、日常の忙しさや仕事の影響で首の状態は変化することもあります。そのため、良い状態を維持するためには、セルフケアを継続し身体の状態を下げないことが大切です。

まとめ

今回のケースでは、単に首肩こりだけでなく、腕の硬さや姿勢の問題が絡み合って症状を保っていました。
マッサージではなかなか改善しなかった症状も、根本的な原因にアプローチすることで徐々に良くなりました。

「長年悩んでいる違和感がある」「マッサージに行っても改善しない」という方は、首や肩だけでなく、腕や姿勢にも目を向けてみると良いかもしれません。
根本的な原因を見極め、納得できるように施術を行っています。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。