毎日のルーティンのひとつ、洗濯物干し。
外に干すときも部屋干しのときも、終わったあとに「首や肩が重いな…」と感じたことはありませんか?
その原因は“見上げる姿勢”にあります。ハンガーにシャツをかけたり、物干し竿に洗濯物をかけたりするとき、自然と首を上に反らす時間が続きます。このとき首の後ろ側の筋肉が緊張し、血流が滞りやすくなるのです。結果として、首のこりや頭の重だるさ、目の疲れにつながってしまいます。
また、カゴを床に置いたまま作業をすると、洗濯物を取るたびに首と腰を前に倒す姿勢になり、前後両方向から首に負担をかけてしまいます。毎日の積み重ねが不調の原因になるのです。
対策としては、まず“高さ”を工夫すること。カゴを腰の高さくらいに置くことで、首を必要以上に曲げずに済みます。また、干すときに背伸びをしすぎないよう、台を活用するのもおすすめです。動作の合間に軽く首を回したり、肩をリラックスさせることも血流改善につながります。
洗濯物を干す時間はわずかでも、毎日の習慣です。小さな工夫で首への負担をやわらげ、快適に家事をこなしてみませんか?