1日の終わりに、首や肩のコリで「もう限界…」と感じることはありませんか?
パソコンやスマホ、重い荷物を背負う生活、知らず知らずのうちに首や肩には大きな負担がかかっています。そんな時におすすめしたいのが、お風呂でできる“首の深呼吸”セルフケアです。
「ただ湯船につかるだけじゃ、コリは取れない気がする」
そんな方は、呼吸と首のゆるやかな動きを取り入れてみましょう。たった1分で、首の緊張がスーッとほどける感覚が味わえます。
お風呂がセルフ整体に向いている理由
湯船に浸かることで、体が温まり血流が良くなります。血流が良い状態は、筋肉が緩みやすく、整体後のような「ほぐれやすい体」に近い状態なのです。
さらに、お風呂という“安心空間”は副交感神経を優位にする効果があります。副交感神経が働くと、呼吸が深くなり、筋肉がゆるみやすくなる。つまり、セルフケアにはまさに最適な時間なのです。
“首の深呼吸”セルフケアのやり方
方法はとても簡単。以下の3ステップだけでOK。
- 湯船に肩まで浸かり、目を閉じる
スマホやテレビから一旦距離を置き、「自分だけの時間」を意識します。 - ゆっくり鼻から息を吸い、口から吐く
吸うときは3秒、吐くときは6秒くらいかけて、意識的に長めの呼吸をします。 - そのまま首を左右に軽く倒す
グッと倒すのではなく、呼吸のリズムに合わせて「ストン」と軽く倒す程度がポイントです。
たったこれだけですが、首の奥の緊張がゆるんでいくのが分かるはずです。
どうして呼吸で首がほぐれるの?
実は、深呼吸だけでも筋肉がゆるむ効果があることが科学的に分かっています。
呼吸を深めることで副交感神経が優位になり、体が「リラックスモード」に切り替わります。リラックス状態では筋肉の緊張が緩み、血流が回復。結果として、首や肩のコリが和らぎやすくなるのです。
また、呼吸を意識するだけで「頭の中の緊張」もほぐれます。考えごとやストレスが続くと、無意識に首や肩がすくんでしまい、これがコリの原因となります。呼吸に意識を向けるだけで、その悪循環を断ち切ることができるのです。
効果を最大化するコツ
- 肩の力を抜く:呼吸の際に肩が上がらないよう、肩をストンと落として。
- 首を倒す動きは“やさしく”:強く倒そうとせず、呼吸に合わせて自然に動かすのがベスト。
- 1分でOK:長時間やる必要はありません。大事なのは「毎日続ける」ことです。
実際に試した方の声
「寝る前にこの深呼吸をするだけで、首が軽くなる」
「湯船から上がるときのスッキリ感が全然違う」
「デスクワークの疲れが翌朝残らなくなった」
など、シンプルながらも実感する方が多いケア方法です。
まとめ
お風呂は、体を温めるだけでなく、首・肩のコリをほぐす絶好のチャンス。
「目を閉じて、深く呼吸し、首を軽く倒す」たったこれだけで、1日の疲れがじんわりと抜けていきます。
今日の入浴から、“首の深呼吸”を取り入れてみませんか?
あなたの首と肩が、きっと喜ぶはずです。