首が疲れやすい人の多くが無意識に行っているのが「胸だけの浅い呼吸」です。胸式呼吸が続くと、首の前側にある筋肉が過剰に働き、首まわりの緊張が高まりやすくなります。特にデスクワークでは姿勢が丸まりやすく、呼吸が無意識に浅くなるため、首の負担が増えやすい状態になります。
浅い呼吸は自律神経のバランスを乱し、筋肉も硬くなりやすいため、首こりや痛みを引き起こす要因になります。意識的に深い呼吸を行うことで首の前側の筋肉の負担が減らせます。胸式呼吸ではなく、腹式呼吸を意識してみてください。
1日に数回、10秒だけ深い呼吸を続けるだけでも首の緊張が緩みやすくなります。日常の中に小さな呼吸の習慣を取り入れることで、首の軽さは大きく変わります。首の疲れを感じやすい方ほど、呼吸を見直してみてください。



