首のコリの原因は実は目にあった!?

首が疲れやすい人の多くが見落としがちなポイントが「目の使い方」です。実は、目が疲れると首まわりの筋肉も緊張しやすくなり、頭を支えるために首への負担が増えてしまいます。画面を凝視し続けたり、近い距離で作業を続けたりすると、首の付け根や後頭部に重さが出てくるのはこのためです。

また、長時間同じ姿勢でいると、首の血流が悪くなり、動かした時に違和感が出ることがあります。特にデスクワークでは同じ姿勢でいる時間が長いため、いかに早くその固まりをほぐすかが重要です。

簡単な対策として、1時間に1回だけ遠くを見る習慣を入れてみてください。目が休まると、首まわりの緊張も自然とほどけやすくなります。同時に椅子から立ち上がり、軽く胸を開く姿勢を取ると、首の前側の筋肉が伸び、後ろ側の負担が減ります。

首の疲れは、日常の中にある小さな変化で大きく左右されます。意識を一つ変えるだけで、首の状態は変わってきます。