長時間のスマホ使用と首の負担

スマートフォンは今や生活に欠かせないツールですが、長時間の使用は首に大きな負担をかけています。特に多いのが「ストレートネック」と呼ばれる状態。うつむいて画面を見続けることで、首の自然なカーブが失われ、筋肉や靭帯に過剰なストレスがかかってしまいます。

例えば、頭の重さはボーリングの球ほどあると言われています。その頭が前に傾く角度が大きくなるほど、首にかかる負担は倍増します。たとえ軽い違和感でも、それを放置すると慢性的な首こりや頭痛につながることがあるのです。

改善の第一歩は、スマホを見る姿勢を意識すること。できるだけ目線の高さに近づけて持ち、首を前に突き出さないようにします。また、30分に一度は画面から目を離し、首をゆっくり回すストレッチを取り入れるのも効果的です。小さな工夫を積み重ねることで、首への負担はぐっと軽減できます。